趣味の世界を広げましょう

自己表現で仲間が増えます

レディ

アニメやゲーム、漫画はサブカルチャーと呼ばれ一般的な趣味となっています。
インターネットで離れているファン同士が交流を行ったり、作品を発表したりすることも珍しくありません。
それに伴って、同人活動も認知度が高まっています。
以前と比較してネット通販や書店委託など販売経路が拡大していることもその一因です。
同人誌の魅力は大きく分けて二つあります。
第一に、自己表現の手段として有効なことが挙げられます。
自分で印刷するため、検閲や手直しを受けることがなく自由です。
イラストのみの作品や小説、漫画など表現方法の選択も自由に行えます。
二番目に挙げられるのは、仲間作りのツールに使えることです。
作品を閲覧してもらうことで、同好の人が集まってきます。
自分の同人誌を評価してくれる人は趣味が合う可能性が高いでしょう。
もちろん、注意点もあります。
印刷や出版には責任を伴います。
本来なら出版社が行ってくれる校正を自分で行う必要があります。
同人誌でもモラルは必要です。
差別的な表現は避け、性や暴力の表現にも節度が必要です。
例えば、閲覧に年齢制限を付ける作品には、表紙に明記するなどの配慮をしましょう。
自分で販売する時には年齢確認のできる書類の提示を求めるとトラブル回避に役立ちます。
不安な場合は発行前に印刷会社へ相談してみるのも良いでしょう。
同人誌を専門に行っている印刷会社は知識が豊富です。
複数の業者があるので資料を取り寄せて比較検討するとよいでしょう。
またカラーにするのか、白黒にするのかも予算や印刷冊数に応じて検討すべきです。

作成者の記載や完全原稿

色見本

これから同人誌の作成を考えている人は、事前に知っておいた方が良いポイントがいくつかあります。
同人誌の印刷において、発行場所や作成者の記述は欠かせません。
これを、奥付といいます。
それは、問題が発生した場合に、何処が責任を負うのかという、はっきりとした結論の材料が必須だからです。
利用者が個人で印刷するケースでは、コンビニのコピー機で差し障りない場合が大半です。
ただし、同人誌作成の代行や発送サービスとして従業員が関わる場合は、奥付の印刷所欄に印刷所名を正確に記述することになります。
ちなみに、奥付内容は発行のタイプやイベントの種類によって違う事があります。
イベントに対応した奥付の記述が大切になります。
奥付では、発行日、サークル名、連絡先、印刷した場所を必ず記載する必要があります。
ちなみに、同人誌を入稿の際は、手直しやチェックの必要のない完全原稿が基本となります。
一般的に、印刷業者が校正など中身に関連する確認はしません。
印刷業者が行うことは、印刷が出来るデータかどうかや、ページ順のチェック、仕上がり位置、鮮明度等になります。
原稿のはっきりとしたミスに気づけば、依頼者に報告することもあります。
しかし、印刷業者は毎日たくさんの原稿を確認するため、その全部に気が付くとは限りません。
つまり、その状態のまま作業が行われていくケースもあるため、利用者は事前のチェックをする必要があるのです。
一般的に、依頼されたデータを正確に再現するのが印刷業者の仕事になります。

選ぶ際のポイント

インキ

自分で好きな絵を描いて本にすることで販売できる同人誌は、いまや当たり前のものとなってきています。
しかし、好きに絵が描けるからといって販売するためには製本が必要になるため、どうしても印刷業者に依頼をかけることが必要になります。
同人誌の作成に利用できる印刷会社も年々増えてきていますが、数が多いからといってどこでも良いというわけではありません。
印刷料金や仕上がり、サービス内容など会社によって違いがあるので、これから製本作業にかかろうと思っている人は選び方を知っておくべきでしょう。
同人誌における印刷会社を選ぶ基準は、何を持ってしても納期が早いかどうかでしょう。
完全な趣味によるものなら納期もあまり気にする必要はありませんが、イベントなどで出品するのであれば、なるべく早く納品される必要があります。
特にイベントぎりぎりの日に絵を描き終わっても、入稿してから納品までに時間がかかるとイベントに間に合わないということもあるためです。
次に決めるポイントとしては、直接搬入や宅配搬入があるかの確認です。
直接搬入は印刷会社が指定の場所に直接届けてくれるもので、宅配搬入は宅配会社が指定の場所に届けてくれます。
どちらも同じようなものですが、イベント会場によってはルールがあるため、許可されないこともあることを理解しておきましょう。
選ぶポイントはこれ以外にも、印刷は美しい仕上がりとなるか、オフセット印刷の料金は適正かなどがありますが、同人活動においては納期と宅配が重要になってくるはずです。